【ナレッジ】20代から投資をはじめたい。投資は総資産の何割まで?

お金の画像。 ナレッジ

これから投資を始めようと思っているけど、どれくらい投資資金を使っていいんだろう。

パパも20代ですが、これから投資を始めようとしている人は初期段階でどこまで資金をいれていいのか気になっている方も多いのではないでしょうか。本ブログは、パパが投資をする前に知っておきたかったという情報も含めて発信しております。

そこで今回は、投資は資産の何割まで?株式保有をしている最適な割合に迫り、資産運用を開始する前に抑えておきたいポイントをまとめてみました。

・リスク許容範囲によるが、「残ったお金」の範囲で投資を行おう!
「残ったお金」=「総資産」ー(「将来に使うお金」+「生活するのに必要なお金」)

・投資割合により、生活に困る場合や資産をうまく増やせない場合があるので注意

導入

そもそも、「投資資金は資産の何割か?」を個人で考える前に、日本全体の投資資金を見ていきましょう。全体感を掴んでおくことは、金融リテラシーを上げるための一助になるはずです。

金融資金の日米欧比較比較

参考:日本銀行調査統計局「資金循環の日米欧比較(2021年8月20日)

このグラフは、日本銀行が公表している「資金循環の日米欧比較」です。各国の資産がどのような配分で保有されているのかを示しています。

驚くことに、日本において半分以上の資金が「現金・預金」として置かれています。直近の「NISA制度」もあり徐々にこの割合は低くなってきているかもしれませんが、欧米諸国と比べると「現金・預金」の含有率の高さは一目瞭然です。米国における「株式等」に預けている資金量も驚きですね。

ちなみにパパは、資金の約7割を投資に回しております。正解不正解があるというよりは、そもそもの「保有資金」や「リスク許容度」にもよると思ってますので、あくまでも参考程度に。

投資割合を決める前に、あなたの資産は?

投資割合を決める前に、現在の保有資産はいくらでしょうか?100万円、1,000万円、0円の方もいるかもしれません。

この資産を可視化する営みをしないで、投資する金額を決めてしまうと後で、「生活するのが困難に」「急に出費が必要になったが、支払えるお金がない」というような状況に陥る可能性があります。

投資にまわせる資産はどれくらいなのか、明確にした上で投資割合を決めましょう。そのために、あなた自身の資金を可視化しましょう。例えば、「現金・預金」においても複数口座を保有している場合や、タンス貯金をしているケースも少なくはないはずです。

投資できる資産の目安とは?

リスク許容度

皆さんは賃貸を借りたことはありますか?社会人の方は特に働くようになってから一人暮らしをする機会が一度はあった方が多いと思います。その際のはどのように家賃を決めたでしょうか?おおよそ月給の3〜4割を目安に決めた方が多かったのではないかと思います。

なぜ3〜4割という数字が一般的にいわれているかと言うと、食費や雑費や趣味のお金などを十分に賄えるだけの余裕資金が生まれる設定がこの割合だからです。

このように、投資においてもどこまでリスクを取れるかといったような目安は存在します。

大事な手元現金ですが、銀行に預けていても金利が低く増えない時代です。若いうちは手元に溜め込むのではなく、許容できる範囲内でリスクを取って投資をしていくのが良い選択だと思っています。

しかし、投資が銀行と違うのは損益が出る可能性があることです。この損益が出すぎると生活が苦しくなってしまうため、投資金額を適切に見定めることが重要です。

緊急資金と投資資金のバランス

自分が持っている金額の中で毎月(毎年でも構いません)余剰として残る金額のうち、80%までをMAXの投資金額としてください。これはリスクを取っても最大限8割までと言う8:2の法則を参考にしています。

月の余剰資金は次のような毎月かからないような金額も含んで計算してみるようにしましょう。

  • 結婚式の参加費用
  • 急な出費(病院など)
  • ライブや旅行などの余暇費用

自分が使いたいお金を使えない(=我慢する)という行動が積み重なってしまうと投資に対してネガティブな印象を持ってしまいます。投資は時間を味方に付けることが最も勝ちに近づく方法です。時間を味方に付ける、とはすなわち継続してやり続けるということです。我慢を強いるようなやり方をしていては決して続かないため、自分が使いたいであろうお金はその分を残しておくようにしましょう。

投資資金は資産の何割まで?

20代におすすめの投資割合

パパ個人的な意見ですが、余剰として残る金額のうち、80%までを投資金額にすることがお勧めです。例えば、毎月20万余っていれば、16万円。毎月10万余っていれば、8万円のような形です。

子供がいる家庭ではさらに投資配分を抑えめにするようにしましょう。具体的には月の余剰資金の50%をMAXとするようにしてみてください。将来的に必要な金額はあらかじめ想定していると思いますが、突発的な費用は必ず発生するものです。それに向けて手元現金は増やしておくようにしてください。

ここでいう投資資金とは、基本的に株式投資をメインに指しますが、20代という若くて体力がある利点をきかせて、自己投資をすることもよいでしょう。

定期的なポートフォリオの見直し

投資において、ライフステージが変わるごとに定期的なポートフォリオの見直しは欠かせません。ポートフォリオとは、あなたが保有する複数の資産の組み合わせを指します。定期的にチェックし、必要に応じて調整することで、リスクを抑えつつ目標(資金)に近づくことができます。

ポートフォリオの見直しには、長期的な視点を持つことが重要です。あくまで自分の投資目的やライフステージに合わせたリバランスを行い、冷静に判断していきましょう。

自身の最適なポートフォリオ作成のために必要な考え方は下記記事も参考にしてみてください。

まとめ

ここまで、「投資は総資産の何割まで?」について解説してきました。

最後まで見て下さりありがとうございました。 
正しく投資について学ぶことが、資産形成においても重要だと捉えております。パパも勉強しながらも引き続き意味のある情報を提供できればと思います。株式投資ライフを楽しみましょう。


▼公式サイト▼


タイトルとURLをコピーしました