【個別株】投資判断をする際に何を調べればいいの?最もシンプルで本質的な方法

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個別株投資をしたいけど、どんな基準で銘柄を判断すればいいのかわからない。

世の中に出回っている情報が過剰すぎて、
投資判断する際のシンプルな方法がわからなくなってしまった。

投資判断をする際には、基本的には「調べること」は必ず必要な要素です。仮に調べて失敗したとしても次に繋げることができたり、自分自身のとっても学びがあります。この記事では、「最もシンプルで本質的な方法を紹介できればと思います!

投資判断を難しくしている3つの原因

投資判断をする際に、情報がありすぎて判断ができない。逆に情報がなさすぎて判断できないということないでしょうか。パパは最初、「情報がありすぎて何をしたらいいのかわからない」という状態になりました。既に投資をはじめている知人の話、投資会社の営業マンからの話。場合によっては生命保険会社の方から投資についての話をされることも多いのではないでしょうか。

まずはじめに、投資判断をする際に、起こりうる課題や困難について解説できればと思います。

情報の過剰または不足

インターネットの普及により、大量の情報が簡単に入手できるようになりましたが、その中には正確で信頼性のある情報とそうでない情報が混在しています。情報の過剰により、適切な情報の選別や評価が難しくなる場合や、必要な情報が不足している場合に困ることがあります。

感情的なバイアス

投資判断には感情が介入しやすいです。市場の変動や株価の上下によって、投資家の心理や感情が影響され、冷静な判断が難しくなることがあります。感情的なバイアスが投資判断に影響を与えることで、リスク管理や判断力の欠如が起こる可能性があります。
市場全体が混乱している時は要注意です。短期視点で感情的になることは、基本的には避けましょう。

予測の困難さ

株価の変動は予測困難な要素も含まれます。過去のデータや分析手法に基づいて投資判断を行っても、将来の株価の動向を完全に正確に予測することは難しいです。市場や企業の状況は常に変化し、予期せぬ要素やイベントが起こることもあります。

投資判断をするのに、本質的な方法

投資判断をする際に、何を見ればいいのか。沢山の観点があると思いますが、ここでは本質的に用いられる投資判断をするための方法を紹介します。

企業の基本的な情報

基本の「基」になりますが、まずは投資対象の企業について調べましょう。企業の業績、財務状況、市場シェアなどの基本的な情報を調査します。重要な指標としては、売上高、利益、資産、負債、キャッシュフローなどがあります。
その中でも最も重要な指標は「利益」に注目することです。なぜなら、株主への還元や株価に最も影響を与えるからです。事業フェーズによっても、見る観点は異なりますが基本的にはしっかりと利益がでているか。或いは、将来的に利益がでる企業なのか。を知ることが最も重要です。

利益が出ている企業は、新しいビジネスやその利益を株主に還元できます。自分を株式会社に見立てるとわかりやすいですが、いくら稼いでもその分使っていたらお金は残りませんよね。会社も同じです。
最終的に残ったお金がどうなのか。をしっかりと見ていきましょう。
利益が出ていなくとも、その分事業投資に回している可能性もあるのでそこまで見れるようになるとより本質的に企業を見ることができます。

また、投資対象企業が属する業界のトレンドや成長性も重要です。競合他社の存在や市場の規模、市場シェアの動向などを調査し、業界の競争力や将来の見通しも合わせて把握します。

経済の状況

企業の基本的な情報を知ることも重要ですが、もっとマクロな視点も抑える必要があります

全体的な経済状況やマクロ経済指標(GDP成長率、失業率、インフレ率など)を調査します。経済の健全性や景気サイクルの状況は、企業の業績や市場全体に影響を与えることがあります。経済指標は項目も多いですが、できれば複数の項目を分析することが必須です。

個別株の話とは少しズレますが、パパは国の成長に投資するようなインデックス投資等であれば、人口動態統計やGDP成長率等をしっかりと見にいってました。インデックス投資に関しては下記の記事も書いてますので参考までに。

投資戦略とリスク管理:

自身の投資目標やリスク許容度に基づいて、適切な投資戦略を立てます。リスク管理は非常に重要であり、投資対象のリスクとリターンのバランスを考慮しながら、ポートフォリオを構築します。
リスクを分散するために、複数の異なる資産クラスや業種に投資することが重要です。異なる投資対象の相関性を理解し、ポートフォリオのバランスを保ちます。

まとめ

投資判断をする際の本質的な方法について、解説してきました。改めてになりますが株式投資は、情報を集め、分析し、自身の投資目標やリスク許容度に基づいて判断を下すことが重要です。また、長期的な視点を持ち、投資を行うことが一般的に成功するための重要な要素です。投資ω    においては、個別の企業や市場の短期的な変動に惑わされるのではなく、基本的な価値や持続可能性を重視することが重要になってきます。

よく投資には先見の目が必要であると言う方もおりますが、パパ含めた個人投資家全員がイノベーションを見抜く力や長期的な未来を描けるわけではありません。

そんな難しいことに挑戦するよりは、基本的ではありますが、投資判断をする上で本質的である情報を調べる、考えることに集中しましょう。素人や凡人が投資で成功するには当たり前のことを徹底的にやることが重要なのではないかとパパは考えております。

最後まで見て下さりありがとうございました。 
正しく投資について学ぶことが、資産形成においても重要だと捉えております。パパも勉強しながらも引き続き意味のある情報を提供できればと思います。株式投資ライフを楽しみましょう。

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