【個別株分析】なぜテスラ(TESLA)はなぜ投資家に人気?今後を占うのは、XXXX

テスラに関連する写真4 企業紹介
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「個別株調べたいけど、時間がない…」そんな方のためにパパが日本株/米国株の個別株について大枠を調べましょうというのが個別株分析。今回は、世界の投資家から注目を集め続けている、「テスラ(TESLA)」について解説していきたいと思います。

何かと話題になっているテスラ株、どんな企業かを理解できるきっかけにもなってくれると嬉しいなと思います。本記事では、テスラの基本情報や特徴、株価の動向を掘り下げ、なぜテスラが投資家にとって魅力的な選択肢であるのかを考察します。

・「世界の持続可能なエネルギーへの移行を加速させること」をミッションに掲げする、自動車メーカーを超えた唯一無二の企業

・世界的なEV規制と半導体の今後に注目

基本情報

企業名テスラ
業種一般消費財(Consumer Products)
株価260.46USD
時価総額8161.44億 USD
HP公式サイト
※2024/09/29現在

アップルの創業者スティーブ・ジョブズ亡き、現代において最も影響力のある実業家・技術者の一人であるイーロン・マスク率いるテスラ。

自動車メーカーとしては、2008年に発表された Tesla Roadster から始まり、Model S、Model 3、Model X、Model Yなど次々と人気車種を生み出し、電気自動車市場のリーダーのポジションに立っております。

テスラの株価・配当金

株価

テスラ5
TradingViewより

続いて株価の推移をみていきましょう。2024年8月現在から見た際に、直近5年で、5倍近く株価が伸長しております。凄まじいですね。

テスラの株価は、過去数十年にわたって大きな成長を遂げてきました。2020年頃から、急激な上昇を見せ、直近3年は急激に変動しています。2021年以降、他の自動車メーカー(特に伝統的な大手自動車メーカーや新興EVメーカー)が市場に参入による競争激。また、米国政府の規制と補助金の変更により、補助金が削減されたり、規制が厳しくなるとネガティブによる株価が乱高下しました。

2024年9月29日現在の株価は228.88 USDです。直近3ヶ月間は株価を戻していますが、次の大統領の政策影響も受けると言われており、投資家は常に注目しているポイントです。

配当金

現地地点では、テスラは配当を出していません。
事業成長のために利益を再投資する方針を取ってきました。配当を出さない代わりに、多額の研究開発(R&D)や設備投資に多額の資金をかけております。この営み自体が、テスラが「未来の革新」や「新技術の開発」の成功を手助けし、短期的な利益よりも長期的な成長ができている所以でもあります。

個人的には、テスラが配当を出してきたら、「成熟期」に入ったと言っても良いのはと思っております。

テスラの特徴

世界的にも人気銘柄として知られているテスラ。その特徴に迫っていきたいと思います。他にも、個別株分析はこんな記事も書いております。

EV市場の先駆者としての世界的なブランド力

テスラは、グローバルに圧倒的なブランド力を持っています。世の中に「電気自動車市場」という確固たる市場を切り開いてきた先駆者としての信頼と実績があります。また、初期は高級路線の車種が多かったテスラですが、初めて一般向けに発売された「テスラ・モデルS」は、電気自動車の新しいスタンダードを打ち立てました。現在では、モデル3やモデルYといった大衆向けの車種も展開しており、世界各地で人気を博しています。

ただの自動車メーカーではなく、環境に優しい持続可能なエネルギーを提案する企業としても認識されています。このブランドイメージが、消費者の支持を集めるだけでなく、投資家にとっても魅力的な要素となっています。

カリスマ性溢れるイーロン掲げる”持続可能エネルギー”の推進

テスラの最大の魅力のひとつは、CEOであるイーロン・マスクの存在です。マスクは、単に経営者としての役割を超えて、テスラの「顔」としての役割を担っています。X(@elonmusk)のフォロワーは、2億人を超えております。彼のビジョンは、地球環境を守るために持続可能なエネルギーの普及を目指すものであり、これがテスラの全事業の根幹を成しています。

彼は、電気自動車だけでなく、太陽光発電システムやエネルギー貯蔵技術などを通じて、再生可能エネルギーの普及にも注力しています。これにより、テスラは単なる自動車メーカーではなく、次世代のエネルギー革命を担う企業としてのイメージを確立しています。

逆に言えば、イーロンが居なくなった後のテスラがどう舵取りしていくのかにも投資家は注目しているはずです。また53歳なだけに、まだ10〜20年ほどは経営者として表に立ち続ける感じもしますね。

テスラの自動運転とバッテリー技術

フルセットドライビング(FSD)」と呼ばれる完全自動運転機能は、多くの消費者と投資家の関心を引いています。テスラが、ここまで培ってきた技術は企業として優位性があるもになっています。

自動運転技術

自動運転技術の開発においても最前線を走っています。テスラの自動運転システムは、AI(人工知能)と膨大なデータを活用して進化し続けています。完全自動運転が実現すれば、交通事故の減少や運転効率の向上が期待されるだけでなく、世界のモビリティが大きく変わる可能性があります。
”走るスマートフォン”と呼ばれるように、走行すればするだけデータが集まり、またそこから新たな課題解決の糸口を見つけられます。このサイクル自体を築き上げてきた営みは他企業ではなかなか真似できません。

バッテリー技術

テスラは、電気自動車の性能を左右するバッテリー技術においてもリーダー的存在です。2020年には「Battery Day」として、次世代バッテリーの開発計画を発表し、これが実現すれば、従来のバッテリーよりもコストを削減し、航続距離を大幅に向上させることが期待されています。

テスラの今後について

テスラにとって、今後の成長のドライバーになるポイントはなんでしょうか。ここからは、株価にも影響を与えうり、今後を左右するポイントをまとめました。

電気自動車(EV)市場の拡大

電気自動車市場は、今後さらに拡大が見込めると言われております。多くの国や地域がガソリン車の廃止やEVへの移行を推進しており、政策支援や補助金が強力な後押しとなっています。特に欧州や中国では、EVに対する規制強化や普及促進が行われており、テスラの市場シェア拡大に追い風となるでしょう。

しかしながら、あくまでも政策次第なところはあり、米国ですら大統領が誰になるかで、EV市場の今後が変わってきます。ここの市場がグローバル全体で伸びるかが、肝をに握ります。

新興市場への進出

その中でも、ポイントになるエリアが新興市場です。これまでテスラは、アメリカやヨーロッパを中心に展開を進めてきました。今ではさらに、アジアやその他の新興市場にも進出を進めています。特にインド市場や東南アジア市場は、今後の成長の余地が大きく、これらの地域での成功がテスラの成長を後押しするでしょう。

バッテリー技術の進化

テスラの成長ドライバーになる大きな鍵は、「バッテリー技術」の進化です。
リチウムイオンバッテリーの効率向上とコスト削減が叶えば、電気自動車の価格をさらに引き下げることが可能です。また、テスラは独自の「4680型」バッテリーの開発を進めており、これが成功すれば、バッテリーの容量や耐久性が飛躍的に向上し、車両のコストパフォーマンスが高まります。

バッテリーはEVの製造コストの中で最も大きな部分を占めており、技術が進化すれば、単位あたりのコストを大幅に削減でき、より安価なEVを市場に提供できるようになります。また、バッテリーのエネルギー密度が向上すると、EVの航続距離が伸びます。航続距離は、消費者の購買決定に大きく影響する要因となっているため、より長い航続距離を提供できる車両は、ガソリン車と同等かそれ以上の利便性を持あわせることが可能です。まさに鬼に金棒です。

まとめ

ここまで、「テスラ(TESLA)」について解説してきました。シンプルではありますが、1つ1つの銘柄を吟味して、丁寧に選ぶことが投資成功の鍵になります。

最後まで見て下さりありがとうございました。 
正しく投資について学ぶことが、資産形成においても重要だと捉えております。パパも勉強しながらも引き続き意味のある情報を提供できればと思います。株式投資ライフを楽しみましょう。 

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