こんにちは。パパです。
どう銘柄分析すればいいのか。わからないという方に向けて、「銘柄分析の基礎を定型的な型」をできる限りシンプルにお伝えいたします。
・銘柄分析には、外部環境、マーケットニーズ、模倣困難性を見ることが大切。
・分析の基本は、既存の型を知ることから。
銘柄を分析しよう
- 伸びる企業を経営戦略から捉える
- 経営戦略の基本(外部環境)
- 経営戦略の基本(マーケットニーズ)
- 経営戦略の基本(市場で勝つためのKSF)
- 経営戦略の基本(KSFを持続的に満たせる=模倣困難性)
経営戦略の基本(外部環境)
まずは外部環境を分析しましょう。
これはあらゆるビジネスにおいて一番大切な視点です。企業は1つですが、外部環境は複合要因で決まるため1社では外部環境をコントロールすることができないからです。
今回はTSUTAYAを例に考えてみましょう。TSUTAYAは創業期はビデオレンタルを軸に成長しました。これは当時の社会環境でモノを持つことは当たり前になり、生活の豊さがこれから重要になると環境変化を捉えたことが成長要因でした。
経営戦略の基本(マーケットニーズ)
外部環境の変化は多くの人が気づきます。
その中で、顧客のニーズを最も上手に満たせた企業が成長をします。そのため、顧客のニーズを深堀りすることが非常に重要です。
上記のTSUTAYAの場合、顧客ニーズは多くの銘柄をできる限り自宅の近くで安く借りることができることですよね。これをいかに満たせるかが企業の成長の鍵を握ります。
経営戦略の基本(市場で勝つためのKSF)
顧客ニーズが分かれば、あとはそれを他の企業よりも適切に満たす方法を考えます。
TSUTAYAの場合ですと、他の店舗よりも駅近の立地をまずは押さえ、さらに複数店展開をいち早く行うことでポイントの相互性(Tポイントの原型)や店舗同士の店員・商品の融通性などを(密度の経済性の活用)うまく活用して満たしていましたね。
ここまで経営戦略の基本を確認しましたが、これを満たしている企業を探すのが銘柄分析です。
安定的に伸びている企業は顧客ニーズを他の企業よりも上手に満たしています。
経営戦略の基本(KSFを持続的に満たせる=模倣困難性)
そしてそれを安定的に満たせることが重要です。
TSUTAYAは圧倒的にビデオレンタルのシェアで国内No.1になったので、規模の経済性などを他社よりも上手に満たし続けることができるようになっていたのです。
ただし、このように圧倒的に顧客ニーズを満たしている企業でもオンライン配信のシェア拡大という外部環境変化によって優位性を失う場合があります。
まとめ
しかし、長期的に伸び続けている企業は外部環境が変化しても市場で勝ち続けられる強みを持ち続けています。短期の取引での勝ち負けは関係ありませんが、長期的には上記を満たしている企業が成長します。これから個別株の分析も進めていきますので、この考え方をもとに一緒に考えていきましょう!
後まで見て下さりありがとうございました。 正しく投資について学ぶことが、資産形成においても重要だと捉えております。パパも勉強しながらも引き続き意味のある情報を提供できればと思います。株式投資ライフを楽しみましょう。