【ナレッジ】財務諸表読めるようになりたいけど面白い本ないかな、そんなあなたに送る会計✖️戦略本

資産形成

財務諸表を読みたいあなたに

選ぶことをイメージした画像。

株式投資で銘柄選びをする時に財務諸表って切っても切り離せませんよね。

企業の業績を株の情報誌やネット記事で調べることはあってもそれが本当なのかを自分の目で確かめるには財務諸表を読めなくてはなりません。でも、あの数字の羅列とよく分からない言葉の連続…大学で簿記を勉強したという方や経理畑の方以外はどうしてもハードルが高いものだと思います。

今回の記事を読んでほしい人

今回の記事では下記のような対象者に向けたある本をご紹介したいと思います。

・財務諸表を楽しく読める本を知りたい

・財務諸表の勉強を始めてみたけど覚えるだけの内容で挫折してしまった

・お金がビジネスにおいて大事のは分かっているけど、自分が好きなのは戦略だからどうしても財務諸表は興味が湧かない

ビジネススクールで身につける会計×戦略思考(大津広一)

私がお勧めしたい本は「ビジネススクールで身につける会計×戦略思考」という本です。

著者は大津広一さんで下記のように有名ビジネススクールや大学で教鞭を取られてきた方です。

グロービス・マネジメント・スクール講師、中央大学アカウンティング・スクール講師を経て、現在は多摩大学大学院経営情報学研究科客員教授。

権威がある人が書いたからと言って、名著であるとは限らないのですが、実はこの本は20年前に第一版が出版されていたのですが、非常に人気のベストセラー本であったため最近改訂リニューアルされています。

この本の生かし方

この本の特徴は財務諸表の理解促進のために、経営戦略の観点からアプローチしている点です。

財務諸表はビジネスの結果としての数値です。そのため、企業が狙っている戦略や投資の結果が色濃く反映されます。そのため、財務諸表の数字が分かるようになったところで、ビジネスの知識がなければ実際に何が起きているかは分からないのです。

この本では冒頭に財務諸表の簡単な読み方(ただし、非常に簡易的だが本質的な読み方を教えてくれます!)を学んだ後に、企業の経営戦略ごとにどのような財務結果になるかを一つ一つ対話形式で読み解いていきます。

最近では「世界一楽しい決算書の読み方」という本が人気でしたが、その本の走りともなるべき本がこちらですね。ただ、こちらはかなり情報が簡易的になっているので、もう少し深く知りたいという方は会計×戦略本の方が合っていると思います。

私もまさに財務諸表は読みたいようになりたいけど、「用語をただ記憶するのは面白くない」「財務よりも経営戦略を分析する方が好き」「どうせやるなら楽しく勉強したい」という気持ちでした。そんな気持ちにピッタリな本がこちらです。

まとめ

財務諸表を読めるようになりたいけど、なかなか良い本が見つからないと悩んでいる方向けに本を紹介してみました。株式投資に確からしさを出すために勉強する方の一助となれば嬉しいです。

最後まで見て下さりありがとうございました。 
正しく投資について学ぶことが、資産形成においても重要だと捉えております。パパも勉強しながらも引き続き意味のある情報を提供できればと思います。株式投資ライフを楽しみましょう。

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